【西条市】11/16は「紅まどんな」の販売解禁、産直市で早速見つけました! 「愛媛果試第28号」や「あいか」との違いも解説
11月16日、待ちに待った紅まどんなの販売が解禁されました。報道などでも取り上げられているのを目にした方も多いのではないでしょうか?
この日、筆者もよく訪れる西条市の産直市「周ちゃん広場」でも、その甘くみずみずしい果実を求める人で早朝から賑わっていました。
紅まどんなは、愛媛県が誇るブランド柑橘。とろけるような食感と濃厚な甘さが特徴で、贈答品としても人気があります。JA全農えひめのウェブサイトによると、南香と天草の交配品種で、糖度が高く酸抜けも早いのが特徴とのことです。
ところで、この日紅まどんなと一緒に販売されていたこちら。「あいか」とは一体どんな品種なのでしょうか?
実は、紅まどんなの正式な品種名は「愛媛果試第28号」なのです。愛媛県立果樹試験場(現:愛媛県農林水産研究所果樹研究センター)で開発され、2005年に品種登録されました。「紅まどんな」は、JA全農の登録商標であり、一定の品質基準をクリアしたものだけが名乗ることができるそう。
さらに詳しく調べてみました。
なぜ違う名前なのか?
それは、選果の基準が異なるからです。
あいか:紅まどんなの基準を惜しくもクリアできなかった果物たちです。
品種が同じなので、味はほぼ変わりません。どちらもみずみずしいゼリーのような食感と、濃厚な甘さが特徴です。
見た目や値段の違いは?
値段: 紅まどんなの方が、厳しい基準をクリアしているため、一般的に値段が高めです。あいかは、紅まどんなよりお買い得な価格で購入できます。