【今治市】ハイブリッドな着物とメッセージが込められたイラストがコラボした展示会にお邪魔してみました!!
今回、先日記事にさせて頂いた慣れていない人でも1分で着脱できる「ハイブリッド着物」やアーティストのNozography(のぞぐらふぃ)さんとコラボレーションしたイベントにお邪魔して、ハイブリッド着物の実物や特徴、Nozography(のぞぐらふぃ)さんの作品に対する想いや経歴をお尋ねしてきましたのでご紹介させて頂きますねー!
2025年2月15日イベントの開催場所となっている「今治地場産業振興センター」の4階に向かうと、【藤永工業 絵画と着物のコラボ展】と書かれた張り紙やイベントを告知するお洒落な看板を発見。
ここで間違いなさそうですね。早速、会場内に入ってみましょう。
会場内に入ってまず目に飛び込んできたのはNozography(のぞぐらふぃ)さんの立派な作品たち。
Nozography(のぞぐらふぃ)さんご本人もいらっしゃったので作品に対する想いや経歴についてお話をうかがいました!
Nozography(のぞぐらふぃ)さんの経歴や作品に込めた想い
元々は銀行員だったNozography(のぞぐらふぃ)さん。
銀行員時代は変わり者だと後ろ指を指される社会で「自分を偽ったほうが楽だ」と思った結果、自分らしさを失ってしまいます。
その後3年ほど勤めた銀行員をやめ、一時的にカナダへ移住したNozography(のぞぐらふぃ)さんはカナダでフォトグラファーとしての活動をはじめとして様々なことに挑戦し日本へと帰国。
日本に帰国してからは絵を趣味にしていたこともあり、自身が撮影した写真を原画のモデルとするアートスタイルを確立させるに至ります。
現在は自身の名前である「のぞみ」とフォトグラファーを掛け合わせたNozography(のぞぐらふぃ)をアーティスト名にして活動し、多方で活躍しています。
「私が制作する作品にはそれぞれにメッセージを込めています。
インテリアのように飾ることで、毎日顔を合わせるパートナーのような存在となる絵に毎日顔を合わせることでポジティブな気持ちになれるようにと想いを込めて作品を制作しています。
また『失敗してもいかに立ち上げるか』という想いも大切にしていますので、その想いも絵に込めていますね。」
と素敵な笑顔でお話し頂けました。
Nozography(のぞぐらふぃ)さんの素敵な作品や、作品に込めた素敵な想いを聞いた後はハイブリッド着物が展示、販売されているエリアを拝見。
以前の記事でもご紹介しましたが、このハイブリッド着物は帯がベルトになっていたり、着物の要所要所がファスナーになっていますので、着脱がすぐにできるという新しいスタイルの着物。
また伝統的な着物とは方向性の違った色合いや柄も多いハイブリッド着物はブーツやスニーカーと合わせることもできるのが面白いですよね!
今回のイベント企画者である藤永さんにハイブリッド着物のオーナー様である今井さんにご了承を頂いたうえで、販売されている着物のファスナー部分や帯ベルトを見せて頂きました。
着物はファスナーを上げれば簡単に着ることができ、腰に巻く帯もベルトのように閉めるだけ。
実際に帯を装着しているところを見せて頂きましたが、確かにこれなら着物の着付けに慣れていない人でも簡単に着脱ができますね!
今回のイベントを企画した裏側には、
「1人でも多くの人に今までに無かった斬新なハイブリッド着物について知ってもらいたい。」
「繊維の街である『今治』の町おこしの一助がしたい。」
といった想いがあるんですよね。とお話しする藤永さん。
『新しい』、『面白い』をたくさん感じさせてくれる素敵なイベントでした。
こちらの「絵画と着物のコラボ展」は2025年2月18日まで開催しているとのこと。
今まで今治に無かった新しい世界に興味のある人は今治地場産業振興センターに行ってみてはいかがでしょうか?
「絵画と着物のコラボ展」の開催場所はこちら↓