【新居浜市】「10本から始まった奇跡」 7,000株の紫陽花と愉快なかかしがお出迎え! 山田町のあじさいロードは今が見頃!
新居浜市が誇る初夏の絶景スポット山田町の「あじさいロード」。先日ご紹介した花菖蒲と同じ日に訪れましたが、駐車場には県内ナンバーはもちろん、県外ナンバーの車も多く停まっており、その人気の高さがうかがえました。
多くの人々を魅了するこの場所には、実は心温まる物語があります。

※2025年6月上旬撮影
入口にある手作りの看板には、「10本の紫陽花から 今年で30年!」の文字が。今や7,000株ものあじさいが咲き誇るこの道も、始まりはたった10本の苗木でした。
道中には、このあじさいロードの歴史を綴った黒板が設置されていました。平成7年、地域の方々が1本の紫陽花を植えたことがきっかけで、その後も苗木の提供を受けながら、こつこつと植え続け、大切に育てられてきたそうです。30年という長い年月をかけた情熱が、この圧巻の景色を生み出しました。
そんな温かい想いは、あじさいロードの至る所で出迎えてくれるユーモラスなかかしたちからも伝わってきます。
7,000株のあじさいが咲き誇るこの道は、ただ美しいだけでなく、地域の方々の愛情と歴史が詰まった場所でした。訪れた日はまだつぼみのあじさいも多く、見頃はもう少し続きそうですよ。青、紫、白、ピンクと色とりどりの花を眺めながら、その背景にある物語に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
あじさいロードはこちら↓