【今治市】変わらない味、変わらない想い。今治で愛され続ける枝堀町の喫茶店「珈琲浪漫 パイプのけむり」の人気の秘密を調査!
今回は長年にわたり地元に根付く喫茶店「珈琲浪漫 パイプのけむり」にお邪魔しました。
珈琲浪漫 パイプのけむりの創業は1976年。
実は当初は別の店名で営業されておりその後、現在の店名になった珈琲浪漫 パイプのけむりさん。
店舗の看板にある「1990」は、ちょうどそのタイミングでの増改築を経てリニューアルオープンした年を表しているのだとか。
40年以上にわたり今治の朝に寄り添う喫茶店。
店内に入るとどこか懐かしく、落ち着いた雰囲気でふと店内を見渡すとテーブルの上に丁寧に淹れられた珈琲と、常連さんの笑顔が自然と目に入ります。
珈琲浪漫 パイプのけむりのモーニングが長年同じ価格の理由
珈琲豆は「ハマヤコーヒー」から珈琲浪漫 パイプのけむりオリジナルのブレンドで仕入れたものを提供。
しっかりとしたコクがありながら、飲みやすい口当たりが印象的です。
特筆すべきは、変わらぬ価格で提供されるモーニングメニュー。
トーストのパンやケーキ類はなんと奥さまの手作り。
一部の商品を除いて出来るだけ手作りすることで物価高の時代にも料金を変えることなく営業しているのだとか。
「お客様ファースト」の精神で営業当初の料金を守り続ける姿勢には脱帽ですねー。
オーナー様曰く、日々の気温や湿度に合わせて注文がよく入るメニューが変わるのだそう。
例えば空気が乾燥し始めると「パンサラダ」の注文が急に増えるのだとか。
空気の乾燥によってパンサラダの注文が増える理由は定かではありませんが、不思議で面白いですよね。
パンサラダは驚きのボリュームと満足感とのことでしたので、実際にいただくことに。
「パンの上にちょっとだけサラダが乗っているのかな?」
なんてイメージを覆す、たっぷりのサラダの中にゴロゴロと入ったパン。
さらにゆで卵のスライスでたんぱく質もプラスされ、食事としてしっかり満足できる内容となっていました。
パンサラダはドリンクがプラス200円で注文できる、20年近く変わらず愛されているメニューです。
男性にもスイーツを、誰にでも「ほっこり」を
「男性が人目を気にせず甘い物を食べられる場所にしたかったんです」
と語るオーナー様。
自家製のケーキをゆっくり味わいながら、珈琲を片手に心をほどける…そんな時間を過ごせる場所がここにありました。
常連さんたちにお話をうかがってみると、
「来たり来なかったりを繰り返しているけど、やっぱり戻ってきちゃうんですよねー。」
と何故か惹きつけられてしまう方や
「コーヒーをテーブルで入れてくれる所ってなかなかないでしょ? 」
という珈琲浪漫パイプのけむりの細かなサービスが癖になっている方たちが多く見受けられました。
味やサービスの良さだけでなくオーナー様の人柄やこの場所の空気に自然と人が引き寄せられてしまうのでしょうか。
今治市でゆったりとしたモーニングタイムを過ごしたい方や、朝の一杯の珈琲にちょっとした癒しを感じられる「珈琲浪漫 パイプのけむり」。
興味のある方はお店へ1度足を運んでみてはいかがでしょうか?
「珈琲浪漫 パイプのけむり」はこちら↓