【今治市】追求する楽しさを味わいながら自分だけの1枚を作ろう! 大正時代から続く呉服の老舗「呉服すがたや」でオーダーメイドスーツ特別販売会が開催!
今治市風早町にお店を構える呉服屋さん「呉服すがたや」で自分だけのこだわりをオリジナルスーツとして昇華させることができるイベント「オーダーメイドスーツ特別販売会」が開催されました!
筆者も現地に伺い、この「オーダーメイドスーツ特別販売会」ではどういった商品やサービスが提供されているのか取材してきましたので皆さんにもご紹介させて頂きますね。
大正14年から呉服に携わり続ける老舗「呉服すがたや」
今回「オーダーメイドスーツ特別販売会」が開催される呉服すがたやは大正14年に創業。
現在4代目ご夫妻が切り盛りする店内では呉服や着物はもちろん、
「一生における大切な儀式のお手伝いをさせて頂いている。」
という4代目の想いのもとで、こどもらしさはきちんと残しつつ上品さも表現させることに成功したこだわりの七五三セットや、
季節を感じさせてくれる魅力あふれる和雑貨が数多く販売され、今治市内、市外問わず多くのユーザーに愛されている老舗の呉服店です。
そんな呉服すがたやで「オーダーメイドスーツ特別販売会」が開催
そんな和の商品やサービスを提供し続ける老舗が手掛けるスーツイベント「オーダーメイドスーツ特別販売会」が開催されると聞きつけ現地へと足を運びました。
スーツと言えば16世紀ごろの英国を起源とする洋服。
和の商品を取り扱い続けて100年を迎えた老舗が洋服のイベントを開催したのはどういった想いがあったのでしょうか?
開催意図も含めて気になることだらけですし、一先ずイベント会場となっている呉服すがたやの離れへお邪魔してみましょう。
会場内ではお洒落なスーツや多種多様な素材たちが展示
会場内に入るとすぐにお洒落なスーツがお出迎え。
販売価格は5万円からとなっているオーダーメイドスーツの種類はクラシックなフォーマルスーツから自分で洗濯することができるジャージスタイルやオフィスカジュアルなものまで様々。
今回のオーダーメイドスーツ特別販売会のために呉服すがたやへと来てくれていた業者さんからお話をうかがったところ、ネクタイや
スーツの表と裏共に使用する生地、
スーツに使用するボタンまで自分好みのものを選んで使用できるというのだから驚きですよね!
呉服すがたやの4代目ご夫妻が
スーツ特別販売会を実施するに至った想い
会場内を散策した後は呉服すがたやの4代目ご夫妻を取材。
歴史ある和の商品を取り扱い続けている老舗が洋服の販売会を開催することとなったきっかけをお尋ねしてみました。
4代目 田中良明さん「呉服すがたやでオーダーメイドスーツ特別販売会を実施することになったきっかけは呉服もスーツも根底にあるものは同じなんだ。ということに気が付いたことですね。
呉服とスーツというジャンルだけ見ると別物のように感じてしまうかもしれませんが、一張羅という観点で考えると似通っている部分がたくさんあるんです。
呉服や着物でもそうですが、スーツ1つをとってもサイズや形、希望されるデザインは1人1人違います。
チェーン店とは違い、その人だから1番似合うスーツを提供したいな。と思い今回のオーダーメイドスーツ特別販売会を開催しました。」
奥様「主人と被ってしまうところもありますが、オーダーメイドスーツってお客様1人1人の個性や深層心理が深く表れるんですよ。
例えば、初めは何が自分の好みなのかが分からない。とお困りになられていたお客様が私たちと一緒に悩み、考えていく中で次第にボタン1つにしてもスーツの裏地にしてもこんな風にしたい。と強い要望を頂けるようになることもありました。
こういったお客様の個性や想いに心を通わせてその方専用の1枚を製作するという点において、呉服や着物と同じなんですよね。
そういった呉服とスーツの共通点がお客様の一生に寄り添うことを大切にする呉服すがたやのこだわりとマッチングしたことが今回のオーダーメイドスーツ特別販売会へとつながっています。」
とお話し頂けました。
呉服すがたやの「オーダーメイドスーツ特別販売会」で
世界に1つだけのオリジナルスーツを作っちゃおう!
今回呉服すがたやの「オーダーメイドスーツ特別販売会」にお邪魔させて頂きましたが、形や色、機能から裏生地に至るまで自分の思いが反映されたスーツはどれも魅力的で面白いイベントでした。
今回の「オーダーメイドスーツ特別販売会」は9月8日までとなっていますが、次回は2026年2月に開催予定とのことでしたので、興味のある方は呉服すがたやにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
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